当社の祖業の一つであるつまようじ。
現在、当社自身は輸入のみで国内で製造を行っていませんが、河内長野市に根付くこの産業は当社の成り立ちとも深く関わってきました。
このたび、日本つまようじ組合の働きかけにより、
11月24日が「いいつまようじの日」として、日本記念日協会に正式登録されました。
この節目を受け、河内長野市の西野修平 市長を表敬訪問し、その際の様子を河内長野市広報誌 2026年1月号に掲載していただきました。

河内長野と、つまようじの歴史
かつて河内長野市は、黒文字楊枝をはじめとするつまようじ産業の一大産地として発展してきました。
最盛期には国内シェアの約95%を占め、39社が年間約700億本を生産していた時代もあります。
その後、輸入品の増加などを背景に製造事業者は減少し、
現在、国産つまようじを製造する企業は全国で数社のみとなっています。
いずれも河内長野市に拠点を構え、日本つまようじ組合を通じて産地の灯を守り続けています。
当社は現在、輸入のみとなっておりますが、
この地で育まれてきた産業の歴史と価値を、次の世代へどうつないでいくかを考える立場として、組合活動に関わっています。
「いいつまようじの日」に込めた意味
11月24日――
語呂合わせであると同時に、この日を“主役の日”として位置づけたいという想いがあります。
日常の中で当たり前に使われ、意識されることの少ないつまようじ。
しかしその一本一本には、素材選び、加工技術、品質へのこだわり、そして地域の歴史があります。
「いいつまようじの日」を通じて、
- 国産つまようじの価値
- 河内長野のものづくり文化
- 小さくても誇れる地域産業の存在
こうした点に、改めて目を向けていただくきっかけになればと考えています。
市広報誌への掲載に感謝して
今回、河内長野市広報誌に掲載いただいたことは、
一業界の取り組みという枠を超え、地域の歴史を未来につなぐ動きとして評価していただいたものだと受け止めています。
西野市長をはじめ、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。
これからも、地域の産業とともに
当社は、形は変わっても、
祖業として関わってきたつまようじ産業を「過去のもの」として切り離すのではなく、
地域の財産としてどう守り、どう伝えていくかを考え続けたいと思っています。
河内長野市には、まだまだ語るべき歴史と価値ある産業があります。
「いいつまようじの日」が、その一端を知っていただくきっかけになれば幸いです。
11月24日――
ぜひ、少しだけ思い出していただければと思います。


